健康管理センター
明日の安心のために、質の高い検査を健康管理課が提供します 高度情報化社会といわれるストレスの多い現在、多くの病気が懸念されていますが、定期的な健康診断で生活習慣病の多くは未然に防ぐことができます。健康で毎日健やかに送るためには、日頃からの健康管理が大切です。
人間ドックのご案内
● 特定健診(メタボリック健診)のご案内
高齢化の急速な進展に伴い、生活習慣病(虚血性心疾患、脳血管疾患、糖尿病など)の割合が増加しています。 特に、心疾患、脳血管疾患の発症には、糖尿病、高血圧症、高脂血症が重要な危険因子とされています。
特定健診とは、生活習慣病の発症前の段階であるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目し、糖尿病、高血圧症、高脂血症の予防・改善を目的とした健診制度であります。
生涯にわたって生活の質の維持・向上のために 『特定健診』を行うことは大変意義があると思われます。 当院では特定健診を実施しています。 実施に際しては原則として予約が必要となります。
【対象者】
40~74歳の医療保険加入者(被保険者、被扶養者)
【主な健診項目】
●問診・触診・聴診・身体測定(身長、体重、腹囲、BMI値)
●血圧測定
●尿検査(血糖値、尿淡白)
●血糖検査
●血中脂質検査
●肝機能検査
【追加検査】
●貧血検査
●心電図検査
●眼底検査
メタボリック症候群の診断基準は、ウエストが男性85cm以上、女性90cm以上、またはBMIが基準以上(25以上)で、それに加えて以下の用件を2つ以上満たす場合に、メタボリック症候群ということになります。
・中性脂肪が、150mg/dl以上または、HDLコレステロールが、40mg/dl未満
・上の血圧が、130mmHg以上または、下の血圧が85mmHg以上
・空腹時血糖値が、100mg/dl以上
● 生活習慣病予防健診のご案内
社会保険証をお持ちの方を対象に生活習慣病予防健診も実施しております。
一般検診(特定健康診断項目を含む)
【主な検査項目】
●問診・触診・身体測定(腹囲など)
●視力・聴力測定、
●血圧測定
●尿検査
●便潜血反応検査
●血液検査
●胸部レントゲン検査
●胃部レントゲン検査
●心電図検査
※胃部レントゲン検査に代えて胃内視鏡検査を実施 する事も可能です。
【受けられる方】
35歳以上74までの被保険者
※今年度75歳になる方は誕生日の前日まで受診可能です。
【検診自己負担額】
最高7,038円
付加検診(一般検診と併せて受診可)
【主な検査項目】
●尿沈渣顕微鏡検査
●血液学的検査(血小板数、末梢血液像)
●生化学的措置(総蛋白、アルブミン、総ビリルビン、アミラーゼ、LDH)
●眼底検査
●肺機能検査
●腹部超音波検査
【受けられる方】
一般検診を受診される方で、今年度40歳または50歳になられる方。
【本人の費用負担】
最高4,714円
※検診費用は一般検診費用に併せてお支払いください
乳がん検診(一般検診と併せて受診可)
【主な検査項目】
●問診・視診・触診
●乳房エックス線検査
【受けられる方】
一般検診を受診される方で、
40~74歳の偶数年齢で受診を希望される女性被保険者
40歳:昭和49年4月2日~昭和50年4月1日
42歳:昭和47年4月2日~昭和48年4月1日
44歳:昭和45年4月2日~昭和46年4月1日
・・・等、40歳以上2歳きざみ
【本人の費用負担】
検診費用総額の30%
50歳未満の受診者(最高1,655円)
50歳以上の受診者(最高1,066円)
※検診費用総額の上限は50歳未満で5,518円、50歳 以上は3,553円です
※上記金額は、乳がん・子宮がん検診セットの費用です
子宮がん検診(単独検診も可能)
【主な検査項目】
●問診
●細胞診
【受けられる方】
20~38歳の偶数年齢で受診を希望される女性被保険者
20歳:平成6年4月2日~平成7年4月1日
22歳:平成4年4月2日~平成5年4月1日
24歳:平成2年4月2日~平成3年4月1日
・・・等、20歳以上2歳きざみ
※36歳、38歳の方で一般検診を受けられる方は一般 検診と併せての受診が可能です
【本人の費用負担】
検診費用総額の30% 50歳未満の受診者(最高875円)
※検診費用総額の上限は2,916円です
肝炎ウイルス検査
C型肝炎は肝硬変や肝がんなどに進行しやすいといわれます。とくに中高齢者に感染者が多いとみられる為、緊急対策として今まで肝炎検査を受けておられない方を対象に受診希望者様ご本人様が検診実施機関へお申し込みいただきます
【主な検査項目】
●HCV抗体検査
●HBs抗原検査
※プライバシー配慮のため、受診希望者様ご本人様が 検診実施機関へお申し込みください
【受けられる方】
(1) 一般検診を受診される方
(2) 一般検診においてGPT値が36以上の方
※過去にC型肝炎ウィルス検査を受けられた方は除き ます
【本人の費用負担】
検診費用総額の30%(最高612円)
※検診費用総額の上限は2,041円です