CTで狭心症の検査ができるようになりました!

[ 狭心症について ]

狭心症とは冠動脈(心臓の血管)内にプラークができて血管内腔が細くなり、動悸、息切れ、胸の圧迫感や痛みなどが起こります。

糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満(メタボリックシンドローム)、喫煙は狭心症や心筋梗塞を起こしやすいことが知られています。

糖尿病があると、狭心症の症状が出ていても気づきにくいことがあるため、特に注意が必要です。

狭心症の診断には、従来からカテーテルによる冠動脈造影検査で血管の狭さはわかりますが、血管壁の状態はわかりませんでした。

心臓CT検査では、カテーテル検査よりも低侵襲で冠動脈の狭いところや冠動脈の壁の状況まで詳しく調べることができ、狭心症や心筋梗塞発症の予防に有用な情報を得ることができます。

当院では最新の80列マルチスライスCT装置を導入しています、造影CT検査により狭心症についてより詳しく調べることができるようになりました。

検査を希望される場合には循環器科の受診をお願いいたします。

 

[ 検査のながれ ]

① 検査前に脈拍測定し、必要に応じて脈を安定させる薬を飲みます。

② 脈拍が安定すればCT室で造影剤を注射しながら写真をとります。

    CT室に入り撮影終了まで約15分程度です。

   なお、検査結果は次回の受診時に説明いたします。

 

※ 造影剤アレルギーや喘息がある、腎臓の働きが低下している、不整脈がある、腕の血管が細い

   等の理由により検査ができない場合もございます。

 



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