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看護部のご紹介

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看護部 取り組み

DiNQL委員会

2015年より安田病院は、労働と看護ベンチマーク評価(DiNQL)事業に参加しています。

他施設との違いや自施設の強みと弱みを把握し、経年的な変化をデータで見ながら、病棟マネジメントの改善、看護実践の強化に結び付けるため取り組んでいます。

具体的な取り組みとして、2か月ごとにDiNQL会議を開催し、ベンチマーク結果により可視化した課題や問題を抽出し、対策の立案を行っています。

※取り組みの一例:

  • 褥瘡のベンチマークより、耐圧分散マットの検討および全病棟へのマット導入。
  • バルンカテーテルの使用比より、適正使用のための教育、指導。

DiNQLは看護職が健康で安心して働き続けられる環境整備と看護の質向上に向けた、病院の看護職のデータマネジメントを支援する事業です。

認知症ケア

認知症高齢者の増加に伴い、当院では2017年より認知症ケア委員会活動を行っています。

認知症のある方の尊厳を守りながら、その人らしく安心して治療・療養していけるよう医療系・介護系スタッフが参加し、毎月会議を開催しています。認知症に対する理解を深め、認知症患者への対応力や対応技術の向上支援を目的として、各部署での事例検討会への参加や、勉強会の企画・運営等の活動を行っています。

心あったか語ring

いきいきと働き続けられる職場環境をつくるために、活動をしています。

日常の看護・介護・他職種の業務の中で感じた温かい体験や、ひとりで抱えている悩みを直に話すことで、心の隙間が満たされ、心が豊かになり部署を超えた共感と、互いを認め合い理解し合える風土の構築に努めています。

委員会では、「ブレーンストーミング」のルールで、委員皆で意見・アイデアを出し合い企画をしています。

活動内容は、ランチョンセミナー、放課後語ring・BBQ等行っていました。新型コロナウイルスにより感染対策のため、活動が縮小しましたが、今では、クリーン運動の活動が加わり、病院の周囲のごみ拾い·草取りを行い、「心スッキリ美化活動」に取り組んでいます。

5S委員会

医療・看護における5S活動の主な目的は、必要・不必要を区別し、きれいな環境を保つことで業務の効率化を図ることや医療ミスや医療事故の防止に努めることにあります。

各部署での5S活動実践に加え、委員会内で5Sに関わる他部署監査や5S新聞の発行、取り組み実践報告会などに取り組んでいます。

意志決定プロジェクトチーム

超高齢化社会を迎え、意思決定支援が重要視されています。

プロジェクトでは、意思決定支援に関する指針に沿って支援が進められるよう体制づくりと技術が向上するための支援を行う事を目的とし活動しています。医学的・社会的・福祉など様々な場面を対象とし、本人にとって最善となる事を大切にしています。

技術では、支援を全職員ができることを目指し研修会の企画、また意思決定支援カンファレンス、ACPも取り組んでいます。

身体拘束適正化チーム

患者様の尊厳と主体性を尊重し、身体拘束を安易に正当化することなく職員一人ひとりが身体的・精神的弊害を理解し、身体拘束廃止に向けた意識を持ち身体拘束をしないケアの実現に努めています。委員会では、身体拘束適正化にむけて現状把握や改善の検討、代替策の提案などを他職種で意見交換を行い、よりよいケアの実現を目指して取り組んでいます。

サービス向上委員会

看護部の理念に基づき、患者(利用者)の満足を高めるため、接遇改善の推進により、患者サービスの充実を目的に活動しています。活動内容は、全職員対象の接遇研修会の企画、各部署で満足度調査(アンケート)を実施し、結果をもとに分析、改善に務めています。

スタッフー人一人が接遇·コミュニケーション能力を高め、安心·満足できるサービスを目指します。

入退院システム委員会

多職種で構成されている入退院支援システム委員会は、「患者の自己実現に資する入退院支援システムを構築する」ことを目的として活動しています。

具体的な活動内容は、看護師のクリニカルラダーレベル別研修や部署別研修を企画・運営し、入退院支援の質の底上げを図っています。また、より良い継続看護や円滑な多職種連携のために看護サマリーの監査も行っています。

チャレンジ事業参加

広島県看護協会が推進事業としている、看護職が働く職場環境づくりのアンケートに、2017年度から自組織のPDCAサイクルを回すツールとするため参加しています。病院全体の結果は、部署長と病院の特徴を分析し、看護部の施策に反映することや、職場の状況から打ち手を考える研修会を開催し、中堅看護師へのマネジメント学習の機会としています。また、各部署の結果は、師長と主任でデータを分析し、改善策を立案・実行し、評価指標として活用しています。

院内留学制度

看護主任・認定看護師会では、院内留学の企画・運営を行っています。外来、病棟、手術室、透析室、併設の老人保健施設や訪問看護ステーションなどの部署へ院内留学することで他部署の特徴や役割を知る機会となり、院内留学の経験が自部署での看護実践の場面で活かされています。さらに、これらの取り組みが他部署のスタッフと顔の見える関係性を築くことにも繋がっています。今後も院内留学を継続し、多くの看護師が院内留学を経験する機会を作りたいと思います。