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当院について

安田介護医療院用背景画像

病院指標の公開

年齢階級別退院患者数

年齢区分 0~ 10〜 20〜 30〜 40〜 50〜 60〜 70〜 80〜 90〜
患者数 0 0 6 8 14 31 82 174 297 243

入院患者の平均年齢は、昨年の80.33歳から、81.70歳へと上昇しています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100380xxxxxxxx 体液量減少症 29 201 11.15 3.45 79.21  
130090xx97x0xx 貧血(その他) - - 10.69 - -
10006xxxxxx1xx1 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) - - 13.16 - -

内科では、高齢の患者さんが多いため脱水症状や誤嚥性肺炎、尿路感染症も増えており、入院日数も長い傾向にあります。
また、糖尿病の割合が高く、教育入院及び血糖コントロール目的の入院を行っています。貧血に対しては、
消化管出血など原因精査を行い、原因に応じて治療を行います。

呼吸器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 25 37.4 21.11 0 88.12
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) - - 13.49 - -
0400801499x002 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) - - 16.19 - -

呼吸器科では、高齢化社会を反映し、相変わらず高齢者の肺炎の割合が多いです。
また、高齢化により嚥下機能低下による誤嚥性肺炎が多く見られます。
その他、気管支喘息、慢性気管支炎などの急性増悪に対応しています。

消化器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 12 17.67 9.00 16.67 78.67
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 10 2.1 2.64 0 61.5
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) - - 4.59 - -

大腸ポリープの内視鏡的切除について、1泊2日の短期入院で対応します。また、鼡径ヘルニア(脱腸)に対しては、手術治療を行っています。
その他、腸閉塞、腸炎などについては保存的治療を行い、必要時は手術治療も行っています。当院で対応できない症例に対しては近隣医療機関と連携し治療を行っています。

循環器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx99000x 心不全 54 27.2 17.54 1.85 89.2
050210xx97000x 徐脈性不整脈 - - 9.89 - -
050070xx99000x 頻脈性不整脈 - - 6.24 - -

心不全、不整脈の治療を中心に、従来からのペースメーカー治療も行っています。さらに造影CTで心臓の血管(冠動脈)の検査が外来でできます。

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060335xx99x00x 胆嚢炎等 14 23.86 10.93 7.14 86.36
080010xxxx0xxx 膿皮症 13 16.69 13.5 0 75.69
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 13 29.77 11.77 7.69 76

当院外科では、手術等の外科的治療の他、腎代替療法としての血液透析療法を担当しています。
また、それらの患者さんの肺炎や胆管炎などの内科的疾患も担当しております。
更に、外科的治療を見据えての消化器疾患の保存的治療として胆管炎や胆嚢炎の治療や
肝腫瘍も手術療法に至らない保存加療を要するものは外科が担当して治療を行っております。
下肢の広範囲炎症(蜂窩織炎)も腫脹や炎症が強い場合には入院しての加療をなることも多くこれらも担当することがあります。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 35 76.34 26.42 2.86 88.31
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 20 52.85 20.09 0 88.35
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 14 32.64 22.44 0 77.79

当院では地域性もあり、高齢者における外傷・関節疾患が多く、脊椎圧迫骨折、大腿骨転子部骨折、頚部骨折の症例が多く受診されます。
脊椎骨粗鬆症を有する高齢者の圧迫骨折は、明らかな転倒を伴わない『いつのまにか骨折』も多くレントゲン診断つかないことも多くあり
MRIを撮ることで早期に診断、装具を作成し、リハビリを行います。高齢で介護者もなくて自宅での生活が困難になり、入院加療が必要な
症例も多く認められます。高齢者における股関節周囲の骨折は手術を要することが多く、骨折観血的手術、人工骨頭置換術を施行し早期離床、
早期歩行、自宅への退院をめざしリハビリを行います。変形性膝関節症、変形性股関節症に対する人工関節置換術も積極的に行っております。
人工股関節置換術では脱臼の起こりにくい仰臥位前外側アプローチを取り入れ、安心して術後訓練ができるようになっております。

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010069xx99000x 脳卒中の続発症 15 44.8 10.11 13.33 80.13
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) - - 19.58 - -
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 - - 8.54 - -

急性期治療を終えた患者さんにリハビリを継続して行い、入院期間が限度を迎えた場合も状況によっては併設の介護医療院を利用するなど
自宅退院困難な場合も療養継続して頂けるようにしています。
後遺症で経口摂取が困難な方に対しては、適応を慎重に検討した上で、胃瘻造設を行っています。

耳鼻咽喉科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス

全ての分類において10件未満

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 26 28.65 13.61 0 86.5
11012xxx99xxxx 上部尿路疾患 - - 7.93 - -
11013xxx99xxxx 下部尿路疾患 - - 9.46 - -

膀胱炎、腎盂腎炎など尿路の感染症に対する保存的治療を行っています。
また、膀胱腫瘍の精査、1泊2日の前立腺生検も行っています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 0 1 0 0 1 1 1 8
大腸癌 0 1 2 1 1 1 1 8
乳癌 0 0 0 0 0 1 1
肺癌 0 0 0 2 0 6 1 6,8
肝癌 0 0 0 0 0 2 1

1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

症例数は少ないものの初発の胃癌、大腸癌は手術療法や化学療法を行っています。
乳癌、肺癌、肝癌については再発例にも対応しており、
終末期には各疾患とも主に緩和療法で、患者さんやご家族のサポートを行っております。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 2 8 43
中等症 16 28.63 86.5
重症 10 43.9 90.2
超重症 0 0 0
不明 0 0 0

高齢化社会を反映し、高齢者の割合が圧倒的に多くなっています。
また、高齢者ほど重症化した肺炎が多く、そのため平均在院日数も長期化しています。

脳梗塞の患者数等

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 6 121 84.33 0
その他 7 120.86 86 7.69

脳梗塞急性期での専門病院への転院はありませんでした。
また、専門病院での急性期治療後、当院へ入院し、全身状態の管理・リハビリ治療を行っています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。) 10 13 61 10 82.7
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 - - - - -

脳機能障害による経口摂取困難な患者さんに対し、全身状態及びご家族の希望を考慮し、胃瘻造設術を行っています。

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術 31 3.23 81.71 9.68 90.23
K0821 人工関節置換術 21 1.52 33.14 0 77.81
K0811 人工骨頭挿入術 13 7.69 58.77 0 85.62

高齢者の外傷として大腿骨頚部骨折、転子部骨折が多く、可能な限り早期に骨折観血的手術、人工骨頭置換術を行い、
早期離床、早期退院を目指しています。
大腿骨頚部骨折に対する人工骨頭置換術、変形性股関節症に対する人工関節においては脱臼の合併症の少ない仰臥位前外側アプローチを導入しており、
脱臼はなく安心してリハビリができるようになっています。
人工膝関節は術後疼痛の緩和に持続大腿神経ブロックを行い、疼痛緩和をはかっており、鎮痛剤の使用量を減らすことが可能となっています。
また、高齢者に多い橈骨遠位端骨折に対してプレート固定を行うことで、長期にギプス固定が必要であるところを1週間以内にすることが可能となっています。
スポーツ外傷や変形性関節症に伴う靱帯損傷、半月板損傷には鏡視下手術を行っています。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率(%)
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 0 0
異なる 2 0.23
180010 敗血症 同一 2 0.23
異なる 0 0
180035 その他の真菌感染症 同一 1 0.12
異なる 1 0.12
180040 手術・処置等の合併症 同一 8 0.94
異なる 0 0

更新履歴

2023年9月20日