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当院について

安田介護医療院用背景画像

病院情報の公表

年齢階級別退院患者数

年齢区分 0~ 10〜 20〜 30〜 40〜 50〜 60〜 70〜 80〜 90〜
患者数 0 7 5 9 18 34 96 198 333 209

入院患者の平均年齢は、昨年の81.70歳から、80.55歳となっています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100380xxxxxxxx 体液量減少症 33 20.58 10.60 6.06 80.61  
130090xx97x0xx 貧血(その他) 12 19.92 10.70 8.33 77.08
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) - - 13.99 - -

内科では、高齢の患者さんが多いため脱水症状や誤嚥性肺炎、尿路感染症も増えており、入院日数も長い傾向にあります。
また、糖尿病の割合が高く、教育入院及び血糖コントロール目的の入院を行っています。貧血に対しては、
消化管出血など原因精査を行い、原因に応じて治療を行います。

呼吸器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 24 50.33 20.60 12.5 85.46
0400801499x003 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 13 20.54 17.45 0 84.92
0400801499x011 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) - - 16.83 - -

呼吸器科では、高齢化社会を反映し、相変わらず高齢者の肺炎の割合が多いです。
また、高齢化により嚥下機能低下による誤嚥性肺炎が多く見られます。
その他、気管支喘息、慢性気管支炎などの急性増悪に対応しています。

消化器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 11 15.82 5.64 9.09 74.36
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 10 8.7 7.58 0 78.2
060130xx9900xx 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) - - 7.63 - -

大腸ポリープの内視鏡的切除について、1泊2日の短期入院で対応します。
その他、腸炎などについては保存的治療を行い、必要時は手術治療も行っています。
当院で対応できない症例に対しては近隣医療機関と連携し治療を行っています。

循環器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900x0 心不全 40 29.85 17.38 2.5 90.38
050210xx97000x 徐脈性不整脈 - - 9.77 - -
050130xx9900x1 心不全 - - 20.98 - -

心不全、不整脈の治療を中心に、従来からのペースメーカー治療も行っています。

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx99x0xx 胆管(肝内外)結石、胆管炎 18 24.17 9.55 22.22 81.17
080010xxxx0xxx 膿皮症 12 28.25 12.88 16.67 78.5
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 - - 11.49 - -

当院外科では、手術等の外科的治療の他、腎代替療法としての血液透析療法を担当しています。
また、それらの患者さんの肺炎や胆管炎などの内科的疾患も担当しております。
更に、外科的治療を見据えての消化器疾患の保存的治療として胆管炎や胆嚢炎の治療や
肝腫瘍も手術療法に至らない保存加療を要するものは外科が担当して治療を行っております。
下肢の広範囲炎症(蜂窩織炎)も腫脹や炎症が強い場合には入院しての加療をなることも多くこれらも担当することがあります。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 31 27.35 21.96 0 77.06
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 31 45.45 19.34 6.45 83.13
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 23 72 25.50 0 85.09

当院では地域性もあり、高齢者が占める割合が多く高齢者特有の外傷、疾患、つまり脊椎圧迫骨折、大腿骨頚部・転子部骨折、変形性膝関節症、変形性股関節症などが多くなっております。そのため、早期離床、早期退院が重要な目標となっています。
脊椎骨粗鬆症の患者は非常に多く、外傷の既往がないことが多く、レントゲン検査で骨折がなくてもMRIで骨折が判明することが多い「いつのまにか骨折」を多く認めます。
早期の診断で早期離床、早期の退院を目指しています。
股関節周囲骨折(転子部骨折、頚部骨折)も多く、骨折観血的手術、人工骨頭置換術を行い1週間程度での歩行訓練が可能となり、自宅への退院を目指します。
変形性膝関節症、変形性股関節症には人工関節置換術の適応となることが多く、3~4週間の入院加療が必要ですが、膝においては変形前の膝を再現する
キネマティックアライメント法、股関節においては仰臥位前外側アプローチで、日常生活において手術したことを意識せずに生活できることを目指しています。

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010069xx99000x 脳卒中の続発症 17 43.53 10.61 17.65 83.59
010061xxxxx0xx 一過性脳虚血発作 - - 6.25 - -
01021xxxxx0xxx 認知症 - - 16.84 - -

急性期治療を終えた患者さんにリハビリを継続して行い、入院期間が限度を迎えた場合も状況によっては併設の介護医療院を利用するなど、自宅退院困難な場合も療養継続して頂けるようにしています。
後遺症で経口摂取が困難な方に対しては、適応を慎重に検討した上で、胃瘻造設を行っています。

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 39 26.28 13.52 5.13 85.46
11013xxx99xxxx 下部尿路疾患 - - 9.55 - -
11012xxx99xxxx 上部尿路疾患 - - 7.92 - -

膀胱炎、腎盂腎炎など尿路の感染症に対する保存的治療を行っています。
必要時には、細菌培養による菌の同定も行います。
また、膀胱腫瘍の精査、1泊2日の前立腺生検も行っています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 0 0 0 2 0 5 1 8
大腸癌 0 0 1 1 0 1 1 8
乳癌 0 0 0 0 0 0 1
肺癌 0 0 0 0 0 4 1
肝癌 0 0 0 0 0 2 1

1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

症例数は少ないものの初発の胃癌、大腸癌は手術療法や化学療法を行っています。
乳癌、肺癌、肝癌については再発例にも対応しており、
終末期には各疾患とも主に緩和療法で、患者さんやご家族のサポートを行っております。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 2 11 64.5
中等症 30 28.03 84.8
重症 20 28.95 85.5
超重症 0 0 0
不明 0 0 0

高齢化社会を反映し、高齢者の割合が圧倒的に多くなっています。
また、高齢者ほど重症化した肺炎が多く、そのため平均在院日数も長期化しています。

脳梗塞の患者数等

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 2 10.5 72 0
その他 4 87.5 81.5 0

脳梗塞急性期での専門病院への転院はありませんでした。
また、専門病院での急性期治療後、当院へ入院し、全身状態の管理・リハビリ治療を行っています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術 35 1.34 25.51 0 77.26
K0461 骨折観血的手術 17 4.12 76.53 5.88 87.29
K0811 人工骨頭挿入術 13 4.31 44 0 82.69

近年、人工膝関節、人工股関節置換術の症例が多くなっています。
膝の手術を希望される患者数が増えている理由としては、
手術、術後の疼痛管理の改善により、術後の疼痛が比較的軽くなってきていること、
また術後に歩行などでの疼痛がなくなりQOLが大きく改善されるということが考えられます。
股関節では、仰臥位前外側アプローチを取り入れたことにより、
脱臼の危険性が低く術直後から肢位の制限なくリハビリができるため、
術後人工関節を意識せず生活できることが患者数増加の理由ではないかと考えられます。 
そのほか、外傷に対しても積極的に手術を行い、早期離床、早期退院を目指すことに努めています。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率(%)
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 1 0.11
異なる 1 0.11
180010 敗血症 同一 1 0.11
異なる 1 0.11
180035 その他の真菌感染症 同一 1 0.11
異なる 4 0.44
180040 手術・処置等の合併症 同一 8 0.89
異なる 0 0

DIC(播種性血管内凝固症候群)、敗血症などの重篤な合併症の頻度は少なく、稀に発症しても適切に対応しています。

リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率

肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院患者数(分母) 分母のうち、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された患者数(分子) リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
85 75 88.24

予防対策実施率は平均的なものと思われる

血液培養2セット実施率

血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数(分子) 血液培養2セット実施率(%)
74 66 89.19

敗血症など細菌感染を疑う疾患に対しては、抗生剤の適正使用を目的として血液培養を2セット検査することを
原則ルーチン検査としており、90%近く実施できております。

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

広域スペクトルの抗菌薬が処方された退院患者数(分母) 分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された患者数(分子) 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率(%)
37 26 70.27

必要時には、細菌培養による菌の同定も行います。

更新履歴

2024年9月20日